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めるまがきっず「二人の先生(後編)」


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//         ☆ めるまがきっず ☆
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//     〜ゲームプログラミングを主とした、ゲーム制作支援メルマガ〜
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// 配信者:
//   早瀬 竜也(たつにい)
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// 配信日:
//   2008/05/15
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// 第16回 「二人の先生(後編)」
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前回の配信から一ヶ月以上経ってしまいました。

どり〜むきっずの、早瀬竜也こと「たつにい」です〜




忘れた頃に以前配信した「二人の先生」の続きの内容を配信します。


ちなみに前回の内容を忘れた人、新規登録の人は、
下記のバックナンバーを見てみるのも一驚かと思います(笑)


↓二人の先生(前編)
http://dreamkids.sakura.ne.jp/article/012.html


↓二人の先生(中編)
http://dreamkids.sakura.ne.jp/article/013.html




ゲームの先生や、そのゲームの先生によるゲームライブラリに
ついては色々と解説しましたが、今回は最初にもう片方の先生、
「ライブラリの先生」について語ろうかと思います。


ライブラリの先生は、とにかくユニークな先生です。

まず、何よりも生徒達と非常に仲がよく、
先生というよりも頼れる先輩というイメージがあります。


でも彼のノウハウは、講師としても非常に優れていて、
ウチの学校でプログラマーとしてゲーム会社に就職できた人は、
ほぼ例外なく、ライブラリの先生から多くの事を学んでおります。

それはプログラミングに限らず、ゲーム制作という
クリエイティブな部分でも生かされることです。


そんな「ライブラリの先生」の当時の趣味かと
思われることは、生徒達のプログラムの改造です(笑)


例えば、とある生徒がアプリケーションの
終了処理を作ったとします。

右上の×(バッテン)……つまり「閉じるボタン」が
押されたとき、メッセージボックスにて、
「本当に終了しますか?」と確認メッセージを出し、
Yesを選択すると、アプリケーションが終了する処理です。


ライブラリの先生は、このプログラムのコピーをもらい、
その生徒の隣で、WindowsAPIのヘルプを開いたりGoogle検索で
なにやら怪しいプログラムを検索し始めるんです。

そして数分後、「ふぅー、出来たー」と言い、
そのプログラムを隣の生徒に動かさせるんです。


「本当に終了しますか?」という言葉を強調して……。


生徒が動かしてみたところ、
特にコレといった変化は無く、バッテンボタンを押しました。

そして「本当に終了しますか?」の確認メッセージに
Yesを選択したら、パソコンの挙動がおかしくなりました。


なんと、そのパソコンがシャットダウンしてしまったのです!

つまり、ライブラリの先生は「本当に終了しますか?」
という言葉に反応して、その生徒のプログラムの
コピーにて、パソコンをシャットダウンさせるAPIを
組み込んでしまったのです(笑)




……あなたはこの話を聞いて唖然としましたか?

それとも凄いと思いましたか?


常識にとらわれている人なら「真面目に仕事しろ!」と
批難するでしょうが、僕は素直に「凄い」と思いました。

「プログラムを組めればこんなことも出来る」ということを
間近で教わりましたし、ゲームを面白くする「遊び心」を
教わりましたし、なによりも「面白かった!」です。


今ではライブラリの先生は、僕の母校の専門学校の講師でないため、
残念ながら現時点ではあなたに同じ体験をしてもらうことは出来ません。

将来的に僕がプログラミングセミナーを開けるような
立場になったとしたら、是非ともライブラリの先生を召喚して
このときのような体験をしてもらえる場を作りたいと思います。


ゲームプログラムを学ぶ上では、上辺だけの常識の概念は
結構邪魔になってくることも出てきます。

物事の根底にある、「本物の概念」が重要になってきます。


この話は、ここですると長くなりますので割合します。


そしてプログラミングに限らず、先ほどのような
「遊び心」はゲーム制作において非常に重要です。

そもそも、ゲームという「遊び」を作ろうという発端は
「誰かを楽しませようとする遊び心」だと、僕は思います。


その「誰か」は別に友達でも良いし、購入者でも良いし、
言ってしまえば自分自身でも良いと思います。

ゲームのしくみの新田さんの言葉を少しだけお借りすると、
「遊び心」とは、その誰かの「感情を動かすこと」です。


プログラムアプリケーションを終了しようとしたのに、
パソコンがシャットダウンしたとしたら普通は驚くでしょう。


当時の僕も傍から見ていて、ある意味驚きました。

「そんなことも出来るのかっ!」って……。


今の僕なら似たようなアプリケーションを見ると、
「凝ったプログラム組んでるなー」っと感心します。

更に興味を持つと、実際にそのプログラムを
作ってしまうこともあります。


「既に完成されているプログラムがあるなら
きっと僕にも組めるはず!」と意気込んで、
実際に色々調べたり、発想したりして同じようなもの
若しくは、更に凄いプログラムを作り上げられるんです。

これは何も僕に限ったことではなく、クリエイターとして
ある程度の地点まで到達しているプログラマーなら、
当たり前のように出来ることです。


ゲームの先生、ライブラリの先生は勿論出来ました。

専門学校時の先輩や後輩や同級生でも、
優秀な一部の生徒は、その段階に到達しそうでしたし、
彼らの殆どは、きちんと就職活動すればゲーム会社に
プログラマーとしてサクッと就職できます。


「時間と実行意義さえあれば大抵のプログラムは組める」


プログラマー志望の方……とくにゲームプログラマーなら
このレベルを目指すべきだと思います。

何故なら、このレベルに到達すれば「遊び心」を
色んなところにちりばめられるからです。


想像してみてください。

ただのゲームと、面白要素があるゲームの違いを……。


例えばシューティングゲームでショットを一発も打たずに
ステージクリアすると10万点のボーナススコアが
追加されたらどうですか?


マニアな人はゲームをクリアーしたら、
プレイ方法に制限を付けて再度遊ぶのです。

そしてなんとなくノーショットでクリアー
してみたら、とんでもないボーナススコアが付き、
思わぬハイスコアをたたき出してしまったら
良い意味で驚きますよね?


戦略シュミレーションゲームにて、特定の条件のみ
出現する隠しユニットが仲間になったらどうですか?

友達同士で一緒に買ったゲームなのに、ユニットが
違っているから、攻略本や攻略サイトを見たり、
話題になったり、「俺の主力はこうだぜ」と
自慢できたりするのです。


恋愛アドベンチャーゲームにて、特定の状況で
特定のコマンドを入力すると、ヒロインの衣装が
きわどい水着に変わったとしたらどうですか?

しかもそれが発売されたばかりのゲームで、
誰もその情報を知らなかったとしたらあなたが
最初の発見者になるかもしれないのですよ?


「時間と実行意義さえあれば大抵のプログラムは組める」


ゲームプログラマーとして、この段階に到達したのなら、
上記のような突拍子も無いことが自由に組めるのです。

固定概念など無く、ライブラリの先生のように、
いきなりパソコンをシャットダウンさせるプログラム
だって作ろうと思えば作れてしまうのです。


どうです?

ゲームプログラマーとして一花咲かせたくなりましたか?




もし、あなたがゲームプログラマーになりたいという
強い意志があるのなら、僕はあなたの背中を
後押しする情報を提供します。

下記リンクをお読み下さい。


↓「Hello world」が組めれば出来る! ゲームアルゴリズム勉強用ライブラリ
http://dreamkids.sakura.ne.jp/info/002.html


コレは、ゲームの先生よりもらったゲームライブラリを
ライブラリの先生より教わった知識を使い、僕なりに
画期的に使いやすくした勉強用のライブラリです。

C/C++言語で「Hello world」が組むことが出来るなら
たったそれだけの知識でゲームプログラムの勉強が
出来るように作りました。


……ちなみにその勉強用ライブラリ自体は
無料でダウンロードできますよ〜

もしよろしければ、ご活用くださいませ。




如何でしたでしょうか?

ちょっとでも誰かのお役に立てたのならそれだけで嬉しいので、
「役に立ったよ!」って思った方は、もし宜しければメール下さい〜
僕は寂しがりやなので、一通のほんの2〜3行くらいの励ましメールで大喜びします!

それでは、次回も色々と語りますのでヨロシクです〜




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