めるまがきっず「感覚的にわかる操作感」
////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
//
// ☆ めるまがきっず ☆
//
// 〜ゲームプログラミングを主とした、ゲーム制作支援メルマガ〜
//
//
// 配信者:
// 早瀬 竜也(たつにい)
//
// 配信日:
// 2011/06/25
//
//
// 第42回 「感覚的にわかる操作感」
//
みなさま、お久しぶりです。
どり〜むきっずの早瀬です。
新しい会社に新人のペーペーとして入社して半年。
晴れて正社員になってからは、それなりに
仕事も任せられ、平日は大忙しです。
ゲームプログラマーとしての知識を生かし、
仕事で成果を出しつつも、毎日が勉強の日々です。
今日は日々の仕事でふと学び、ゲームにも
同じことが言えることをテーマにしたいと思います。
……ところで、あなたは新しく買ったゲームで遊ぶとき、
説明書ってきちんと読んでからプレイしますか?
きちんと読む人もいるかもしれませんが、普段から
ゲームで遊んでいる人なら、わざわざ読んだりせずとも
普通に楽しくプレイできることでしょう。
ゲームに慣れてきたとき、気晴らしに説明書を読んでみて
今まで使わなかった細かな機能や世界観の裏設定などを
知ったりもするでしょう。
普段からゲームプレイをしている人は、大まかな
ゲームの遊び方を感覚で覚えているものです。
普段からパソコンを使っている人とかも、
なんとなくの感覚でタイピングできたり、
フリーソフトを使いこなしたりするのと同じです。
でも、それが可能なのは、ゲーム自体が
「感覚的に操作方法がわかる」ように
作られているからです。
ゲーム機によって入力デバイス……
コントローラやタッチペンなどの事ですが
操作する手段は決まっています。
コントローラも大抵、決定ボタンとキャンセルの
位置が大体のパターンとして決まっていたりします。
十字キーとかも、いわばお決まりですよね。
それに加えて感覚的にわかる操作感と、
ちょっとした操作ナビ機能があれば
説明書なんて無くても余裕で遊べますね。
市販のゲームとかなら、説明書なしでも
なんとなくの感覚で遊べるのは割と普通です。
しかしゲームの作り方のイロハを知らずに、
初めて作ってしみました的な個人や同人のゲームだと
そこまで気が回らず、遊び方がわからなかったりします。
……しかも、そういったのに限って
説明書を作ってなかったりしますし。
ゲームは娯楽です。
そこに「遊び方を新たに覚える」という、
プレイヤーにとって面倒な作業が入るのは
出来れば避けたほうが良いでしょう。
ゲーム制作の勉強のために、とりあえず作ってみた
というレベルなら操作方法も作った本人さえ
分かればいいし、説明書も必要ないと思います。
ただ、作品として何らかの形で世の中に出すのなら
説明書を見なくても、なんとなくの感覚で操作方法が
わかり、普通にプレイできるのが好ましいです。
大切なのは意識すること。
あなたがよく遊ぶジャンルのゲームなら、
あなたはそのジャンルの新しいゲームを買ったとき、
説明書を読まずとも普通にプレイできますよね。
そのとき、感覚的にわかる操作感を意識して下さい。
きっといろんなことを学ぶことができるでしょう。
メールマガジン「めるまがきっず ゲーム制作支援メルマガ」
発行責任者:早瀬 竜也(たつにい)
公式サイト:「どり〜むきっず」 http://dreamkids.sakura.ne.jp/
問い合わせ:hakka17@hotmail.com
発行サイト:「まぐまぐ!」 http://www.mag2.com/
登録・削除:http://www.mag2.com/m/0000254884.html
上記の記事は僕が配信しているメールマガジンのバックナンバーです。
配信は不定期ですが、忘れた頃にゲーム制作に関しての有益な情報を
受け取ることにより、ゲーム制作の潜在的意欲が上がるかもしれませんよ?
登録は無料ですので、興味のある方は下記フォームよりどうそ!
過去バックナンバー
|