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めるまがきっず「ゲームと映像作品の違い」


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//         ☆ めるまがきっず ☆
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//     〜ゲームプログラミングを主とした、ゲーム制作支援メルマガ〜
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// 配信者:
//   早瀬 竜也(たつにい)
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// 配信日:
//   2009/09/11
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// 第35回 「ゲームと映像作品の違い」
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皆様、ご無沙汰しております。

かなり配信間隔が開いてしまいましたが、
僕は一応、元気ではあります。

メルマガのネタってのも、
なかなか思い浮かばないときは、
このように配信間隔が開いてしまいます。

もし、皆様から「こんな内容の話を聞きたい」等の
ご意見がございましたら、
ご一報くださるとうれしいです。

僕の答えられる範囲でお答えします。




さて、今回の内容はゲームの本質を
見極めたいと思います。

なお、ここで言うゲームはコンピュータゲームに
限らせていただきます。


最近ではグラフィックの性能が上がりに上がりまくって、
映画並みの華麗なムービーや、臨場感のある音楽、
声優によるボイスが当たり前になってきました。

でも、ゲームは根本的な意味で
映画、TVドラマ、アニメなどとは
まったく違ったものです。

当たり前のようにアニメ化されたりする
ギャルゲーだって、あくまでもゲームです。

「ギャルゲーなんて、ただ読み進めるだけで
ゲームなんかじゃない!」なんて思う方もいるでしょうが、
僕はそうは思いません。


例えば、ギャルゲーみたいな
ラブコメアニメがあったとします。

沢山の魅力的な女の子達が主人公と恋仲になろうと、
てんやわんやな、微エロあり、青春ありの内容だとします。

こういった設定や内容は確かに、アニメもギャルゲーも
大差はないと思います。

しかし、アニメの場合はどれだけ魅力的なヒロインが
いたとしても、主人公が選ぶのは誰か一人だけです。

まぁ、主人公によってはハーレム状態を
選ぶかもしれませんし、もしくはアニメ自体では
どの女の子と結ばれるかまでは語られず、
あやふやなまま話をまとめてしまうかもしれません。

それに比べギャルゲーの場合、
ヒロインの数だけ物語があります。

しかも、どのヒロインと結ばれるかはプレイヤー次第です。

アニメでは「この子、良いキャラしているんだけど、
メインヒロインじゃないし、報われないんだろうなぁ」と
思いながら見て、やっぱり報われなかったりするのですが、
ギャルゲーの場合、良い子だなぁ〜って思ったら、
その子に狙いを定めて攻略すれば、その子は報われます。

選択肢というプレイヤーの意思で、
女の子の運命が変わるんです。

アニメの場合は、作られた一本の結末のみ用意されていて
それ以外の状況には決してなりえません。


それに、普通にゲームの場合は、オートモードで無い限り、
話が勝手に進んだりせずに、ボタンが押されるまで
読み直したり、バックログを回覧したり、
じっくりと物語を楽しむことが出来ます。

アニメの場合、ただ流れている映像をそのまま見るだけです。

途中でトイレに行きたくなっても、
テレビ放映の場合、一時停止は出来ません。


軽くではありますが、ゲームとアニメや映画などの
映像作品の違いがなんとなくわかったかと存じます。


他にも、ゲーム制作の考えからゲームを分析します。

僕が考えた結論から申し上げますと、
「ゲームはボタンを押せば何かが変わる」です。

多少プログラミングの話になりますが、
僕はゲームで対応のボタンが押された場合、
そのボタンに対応した変数の値を必ず変化させます。

どう変化させるかは、そのときのゲームの仕様によりますが、
「ボタンが押されたら変数の値を変更させる」ということは
絶対です。

アニメや映画などの映像は、再生すれば
ただ流れるだけですが、ゲームはプレイヤーが
コントローラーなどを使って動かしてこそ
ゲームとして成り立つのです。

ゲームの動作は基本的に
プレイヤーが自由に操ることが出来ます。

コントローラーからの入力を一切受け付けないものは
それは既にゲームではありません。

ゲームは何かのボタンが押されたら、
ゲームの状況がなにかしら変化するのです。

RPGのフィールド移動のときなら、十字キーで
上下左右に歩いて移動できるでしょうし、
ギャルゲーなら決定ボタンで文章送りが出来るでしょう。


ここまで話せば
ゲームと映像作品の違いは一目瞭然かと存じます。

ゲームはプレイヤーの意思でコントロール可能ですが、
映像作品は一切コントロールできず、ただ見るだけです。

当たり前のような話ですが、
しっかりと理解していると、
何かしらの役に立つとは思います。




追伸:


兄は時々、僕の部屋にあるゲームソフトを持っていき、
遊んだりします。

僕が買うゲームってほとんどがギャルゲーなのですが、
それでも兄は僕からゲームを借りていって遊びます。

そんな兄が、ゲームを起動してわずか10分で
ゲーム機本体の電源を切ったゲームがあります。

まぁ、ここではあえてゲームのタイトルは挙げませんが、
なぜ兄が開始10分で電源を切ったかの理由は
痛いほどわかります。

もし「気になる!」という方は、僕にメールくだされば
どのゲームでなんで電源を切ったかの理由をお教えします。

ですので気軽にメールください。




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発行責任者:早瀬 竜也(たつにい)
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