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めるまがきっず「同人ゲーム制作で必要な三大要素」


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//         ☆ めるまがきっず ☆
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//     〜ゲームプログラミングを主とした、ゲーム制作支援メルマガ〜
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// 配信者:
//   早瀬 竜也(たつにい)
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// 配信日:
//   2009/06/08
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// 第33回 「同人ゲーム制作で必要な三大要素」
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どうもご無沙汰しております。

どり〜むきっずの早瀬です。


またまた配信間隔があいてしまいました。

その間、地道に読者数が増えていて、ありがたい限りです。

こうして、自分のために情報を見つけ出し、
自分の知識とするのは素晴らしいことです。

是非とも役立ててください。

では今回の内容を読み進めてくださいませ。




・はじめに

ここに書いてある内容は、僕、早瀬が経験上思った内容であり、
すべてがすべて「これが完全正解だ!」というモノではなく、
あくまでも僕個人の一例であることを先に述べておきます。

もし、あなた自身の考えがあり、僕の考えと相反することが
ございましたら、二つの考えを客観的に捕らえてみて、
あなたがより効果的だと思う内容を採用すればいいと思います。

逆に、なにかしらゲーム制作で行き詰ったのなら、
僕がここに記す内容を参考に、問題解決を行っても良し、
ゲーム制作が初めてで、まず手始めに何をしたらよいのか
探していたのなら、ココの情報を指針にして制作しても良し、
好きなように活用していただければ幸いです。


さて、ここでは出来る限り詳しく書きたいとは思うのですが
そうすると文章だけではどうしても長くなるため、
大まかな解説のみの部分や、別サイトへのリンクで
示している箇所もございます。

どうか情報の趣旨を理解して、あなた自身が貪欲に知識を
得ようとする意思を持ち、効果的に活用していただけたらと
願って止みません。


あなたのゲーム制作のお役に立てれば幸いです。




●同人ゲーム制作に必要な三大要素

単純に項目だけを見ると、別に同人ゲーム制作に
限った話では無いように思えるでしょうが、
細部を細かく分けていくと、同人ゲーム制作に関しての
お話にしておりますので、ご安心を(笑)

なお、具体的に解説するために、制作するゲームの
ゲームジャンルをいわゆるギャルゲーの代表ともいえる
ノベルゲームに特定して解説しております。

他のジャンルのゲームにも通用できる情報も
書いていくつもりではありますが、
基本的に知識の応用で活用してください。


さて、まず先に「同人ゲーム制作に必要な三大要素」の
項目を挙げてみようと思います。

それらは下記の三つです。


・ツール

ゲーム制作をするために準備する必要のある道具的なものです。


・スキル

ゲームを作るために必要な能力のことです。


・メンタル

ゲームを作るにあたっての精神面的な状態等のことです。


「ツール」「スキル」「メンタル」の三要素にて
これより先に項目別に細かく解説していこうかと思います。




●ツール

同人ゲームのプラットフォームはパソコンです。

つまり、パソコンゲームを作るということになります。

パソコンゲームで、誤解を恐れずに、まず先に
思い浮かぶであろうジャンルのゲームは、
アダルトゲーム……いわゆるエロゲーでしょう。

同人ゲームでも、おそらく大半はエロゲーでしょうが
僕はここでエロスについて語る気はございませんので、
ギャルゲー……ってよりはノベルゲームを
作るという考えで解説していきます。

そのために最低限必要と思われるモノを挙げてみました。


・パソコンとインターネット

パソコンのゲームを作るのにパソコンが無いなんて
お話になりませんよね(笑)

別に自由に使えるパソコン(学校のパソコン等)があるなら
自分自身が所持していなくてもかまいませんが、
大切なのはあなた自身がいつでも自由に、
不便な事なく使えるということです。

もちろん、インターネットの環境も必要です。

逆に言うと、パソコンとインターネットの環境さえあれば
これより下のツールは何とかなりますので、
ここの話を読んでいる時点で、あなたはこの項目に関しては
特に大きな問題は無いと考えられます。


・テキストエディタ

テキスト(文章)を編集するソフトです。

Windews標準の「メモ帳」なんかよりずっと高性能。

コンピュータプログラミングにも利用する場合があります。

ソフトは主に秀丸、サクラエディタ等がございます。

ちなみに僕は無料でダウンロードできるし高性能なので
「サクラエディタ」を愛用しています。

とにかく、まともにゲーム制作を行うのなら、
文章を書いたり編集したりの作業が過多になります。

ゲーム制作者にとって快適に文章を編集できる、
愛用のテキストエディタは必須と言ってもいいでしょう。

↓サクラエディタ
http://members.at.infoseek.co.jp/sakura_editor/


・スクリプトエンジン

難解なゲームプログラムを組まずとも、
比較的簡単にノベルゲームが作れる……
というよりも、ノベルゲームの本体です。

ゲーム中の文章や会話、エフェクトなどの
コマンド(スクリプト)を入力し、
そのとおりにゲームが動いてくれます。

吉里吉里やNScripter等がございます。

解説サイトも結構たくさんありますので、
Web検索してみて探してみてください。


・フォトレタッチソフト

画像を編集するためのソフトです。

実際にCGを作成するときにも使用しますが、
フリー素材を若干、修正したり、
画像形式を変換したりする際にも使用します。

アドビのフォトショップが理想的なのですが、
これは結構高いので、ネットでフォトレタッチと
キーワード検索して、自分にあったフリーソフトを
見つけるのでも良いと思います。




●スキル

わざわざ僕の発行しているゲーム制作の情報を探し出し、
さらに大切なことに、あなたは今、こうして読んでいます。

そんな勉強熱心なあなたならご存知のとおり、
ゲーム制作には、さまざまな専門知識が必要です。

そして、パソコンでゲームを作るということは
当然のことながらパソコンの基本的な知識も必要です。

この項目では、同人ゲーム制作においての
基本的なパソコンスキルと、
各担当の制作においての壁を記します。


・パソコン基本スキル

あなたはゲーム制作に関しての情報を探し出し、
今、この情報を読んでいる事でしょう。

その時点で既に素晴らしい能力と言えるでしょう。

後は先ほどの「ツール」の項目にあったフリーソフトを
実際にダウンロードしてインストールするくらいの知識は
最低限、必要かと思います。

そして、そうしたフリーソフトを、解説サイトを
見ても良いからサクっと使いこなせるように
なれるための理解力、応用力も必要です。

重要なのはインターネットを使いこなすことです。

インターネットは資源であり情報源であります。

インターネットでゲーム制作に役立つフリーソフトを
探して、ゲーム制作を進行したり、不明な語句を
キーワード検索して、知識を深めたりするのです。

ゲーム制作を行っていれば、
どうしても専門用語にぶつかります。

あなたは僕が何気なく使った「プラットフォーム」や
「フォトレタッチ」といった言葉の意味を知っていましたか?

今も知らないというのなら、とりあえずGoogleの
サイトに飛んで、検索してきてください。

↓Google
http://www.google.co.jp/

こういった専門用語の意味がよくわからないから
難しいと思うわけですが、意味は検索すればわかります。

こうした手間はどんどんかけて知識を深めましょう。

そして、ネットの資源はフリーソフトだけではありません。

実は僕、先ほどのツールの項目で、
一つだけ重要な項目をあえて外しました。

それはサウンド関係のツールです。

でも、サウンド関係は無理に作る必要は無く、
フリー素材で十分にまかなえると思います。

ちなみにゲームの背景にもフリー素材がよく使われます。

色々と利用規約がありますが、フリー素材を
ネットで探して効果的に使わせてもらうことにより
大変な作業があっという間に解決してしまいます。


・プランナー(企画者)の壁

僕が思うに、ゲームの企画立案者における
同人ゲーム制作の壁は、
「いかにして妥協するか」だと思います。

夢や目標を持って同人ゲーム制作の企画を立案するのは
素晴らしいことだと思います。

でも、夢見るだけで、実際に作ることに関する考えを怠れば
完成させることが出来ません。

この辺の詳しい内容は僕が販売している教材
「同人ゲームが完成しない17の理由」でも述べています。

同人ゲームは基本、有志のメンバーが集まって行うか、
自分ひとりで何でもかんでも作ることになります。

いきなり完璧なゲームを作ろうとしても資源が足りないんです。

妥協するべきところは妥協して、現実的に作るための
プランを練り、とにかくゲームを形作るのが重要なのです。

ゲームとしての形が出来上がったら、それで完成に
してしまっても良いし、バックアップをとっておいて
その後、絵を差し替えたり、シナリオを書き足したり等
肉付けを行っても良いと思います。

自分の作品に思い入れするのは当然のことですが、
そのせいで自分を見失い、自分たちでは作れそうも無い
無謀なまでの内容のゲームを作るのは、いただけないです。


・シナリオライターの壁

同人ゲームに限らず、最近ではプロの方が
作っているはずの一部の商業ゲームにも言えるのですが、
正しい日本語がなっていません。

下記のサイトで「修行して来い!」と言いたいです。

↓作家でごはん! 執筆の基礎
http://sakka.org/lesson/

後は、小説風のシナリオを書き上げ、背景描写や
キャラ立ち絵の指示などは、すべてスクリプターに
丸投げという人が多いのも、壁となるでしょう。

……他にも色々あるでしょうが、僕自身は
シナリオライターって訳ではないので、
ここではこれだけにします。


・スクリプターの壁

スクリプターは、そもそも作れるか作れないかの世界です。

もっと厳しく言えば、「作る」か「作らない」か、です。

セーブ、ロード画面や、タイトル画面等が特殊だったり、
システム面をいじるのは少し難しいでしょうが、
基本的なゲーム画面のスクリプトを組めないというのは、
それは組めないのではなく、やっていないだけです。

ダウンロードしたスクリプトエンジンの解説サイトを探し
そのサイトに沿ってサンプルを実際に作ったりすれば、
後はその文章や画像をゲームのリソースに差し替えて
応用して作り上げれば良いだけの話です。

そもそも、吉里吉里やNScripter等はゲームプログラムが
組めないような人でも、比較的簡単にノベルゲームが
作れるように作られたツールです。

解説サイトだけを読んでも難しく感じるでしょうが、
解説サイトを見ながら、実際にサンプルを組んでみるのは
最初は面倒だったり、とっつきにくいかもしれませんが
決して難しいことではないと僕は思います。

いいから、つべこべ言わずに「やれ」としか言えません。


・グラフィッカーの壁

グラフィッカーさんが頭を悩ましそうなところは
なんといっても画像透過に関しての問題です。

この辺をプログラマーなりスクリプターなりと
きちんと話し合っていなければ、余計な手間が
かかることでしょう。

下記の僕が配布している無料レポートにも
この点に関して若干ではありますが述べております。

↓自立した同人ゲーム絵師になるための課題
http://dreamkids.sakura.ne.jp/dat/sample003.pdf




●メンタル

この項目に関しては
すべての物事に関して言えることと存じます。

それだけ当たり前の話になります。

でも、その「当たり前」がなってないから、
結局のところ完成しない同人ゲームがあふれています。

だから肝に銘じておくのです(笑)


・なんでそのゲームを作ってるの?

あなたがもし、今ゲーム制作をしているのなら、
この問いに対して何の疑問も無く答えられますか?

別に高尚な目的ではなくても構いません。

同人ゲーム作ってネットでダウンロード販売して
ちょっとした副収入を得たいと言うのでも良いし、
ゲーム会社への作品選考に使いたいからでも良いと思います。

何かをするためには、目的が必要だと僕は思います。

何の目的も無く、ただ漠然と作っているのなら、
ちょっと面倒くさい作業に入ったらサボりたくなります。

別に目指すものが無ければ、面倒な作業からそのまま
逃げれるわけだし、大抵の人間はそちらに向かいます。

人間は原則的に苦痛を避け、快楽を得ようとしますからね。

面倒な作業は苦痛です。そして残念なことに、
ゲーム制作はすべてがすべて、華やかな作業ではなく
面倒な作業のほうが多いとも言えるでしょう。

そんな作業でも楽しめるというのなら別に構いませんが、
その苦痛を耐えれるだけの理由となる目的があれば、
その目的が連想させる快楽により、行動力になります。

こじ付けでも構いませんので、目的を持ちましょう。


・制作時間、制作期間を確保できるのか?

もし、あなたが非常に忙しい人で、今、生きるのに
必死で、仕事以外のことをしている余裕が無いのなら、
当然のごとく、同人ゲーム制作は出来ないでしょう。

もし、あなたが今、非常にはまっている趣味があり、
仕事以外の空き時間をすべてその趣味に費やしている場合、
その趣味の時間を削る覚悟が無ければゲームは作れません。

ゲーム制作には、時間も期間もかかります。

パソコンとインターネットさえあれば、
うまく頭を使ったり、妥協したりすれば
金銭的な負担は、それなりに軽減できます。

ただし、時間は自分の意思で確保しなければなりません。

どれくらいの規模のゲームを作るのかにもよりますが、
何かをするには、結局のところ時間は絶対必要です。

時間は有限です。

どんなに偉い人でも一日は24時間ですし、
睡眠時間を無理に削ればツケが回ってきます。

逆に、時間さえあれば、ゲーム制作において
足りないスキルを補うために勉強したり、
ゲームの細かな部分を作りこむことも可能です。

ゲーム制作するための時間を確保するのも結局は
その人その人の「意思」によって決まるでしょう。


・結局はやるかやらないか

スクリプターの壁でも軽く述べたことになりますが、
最後はどうしても、この一言に尽きると思います。


結局は「やる」か「やらない」か、です!


……もう、言葉はいらないよね?




追伸:

すこしずつではありますが、僕のレポート
「同人ゲームが完成しない17の理由」が売れていき、
限定レポート配布の人数が、のこり20人になりました。

僕のレポートは爆発的に売れるということ自体は
あまり無いですが、継続的にじわじわと売れていくんです。

まぁ、そういう風な内容に仕上げているんですけどね。

まだまだ20人も限定おまけレポートを配布しなければ
いけないので、しばらくはチャンスがあると思います。

もし、興味があったら下記ページをお読みください。

↓同人ゲームが完成しない17の理由
http://dreamkids.sakura.ne.jp/info/001.html




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発行責任者:早瀬 竜也(たつにい)
公式サイト:「どり〜むきっず」 http://dreamkids.sakura.ne.jp/
問い合わせ:hakka17@hotmail.com
発行サイト:「まぐまぐ!」 http://www.mag2.com/
登録・削除:http://www.mag2.com/m/0000254884.html



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